IT運用するなら知っておきたいITILとは何か
ITILとは、今では企業において欠かせないコンピューター、サーバー、システム等のITの運用、また新規のシステムへの投資等システムを運用するにあたり、システムのサービスマネジメントのあるべき姿をまとめたものになります。簡単に言えば、IT運用のガイドラインになります。場当たり的なIT運用を行ってしまっている企業も多いことでしょう。ITサービスの提供という視点から、ITの運用を可視化し、システムを使う人に満足してもらえること、また1つ1つの業務が適正かどうかの判断を行い、適切な運用コストとなっているか、また今後投資するコストが適正かどうかを判断するための根拠を手に入れること等、IT運用に関する業務を全体的に体系化し、再構築するための指針として利用するものになります。
ITIL試験とは何か、説明します
ITIL試験とは、ITILの理解度を測る認定試験になります。入門者向けからマスターまで4段階で構成されています。入門者向けである、プロセスや専門的な用語などの基本内容を理解しているかどうかの試験が、「ITILファウンデーション」になります。資格の中では比較的簡単に取得でき、短期間で取得可能となっています。試験も一年中受験可能となっています。ITILの資格を取得することで、ITILの基礎のこと、用語を理解しているかを証明できます。ITILのことを理解していることが証明できれば、仕事上のお客様や、エンジニアの方等とスムーズにコミュニケーションを図ることも可能です。IT関連企業では、入門者向けの「TILIファウンデーション」の資格取得を必須としている企業もあります。
資格取得で、転職時のアピールポイントに
ITIL資格取得のメリットは、まずはお客様や他社のエンジニアからITILが適宜している、基本的な概念や用語に基づき話ができる担当者であることを認めてもらうことができます。また、ITILで定められている用語をもとに、お客様や他の会社のエンジニアと共通の用語でコミュニケーションを取ることができます。以上のことから、転職時に「有利」とは言えませんが、「アピールポイント」にはなります。また、この資格を持っていることで、組織改善活動へ参加できる知識をもっていることもアピールできます。比較的簡単に取得できると言われているので、「アピールポイントにはならないのでは」と疑問に思う方もいるかもしれませんが、毎月多数の方々が資格取得を目指し受験しています。その実績からもアピールポイントになることは理解できることでしょう。
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